紀伊万葉ネットワーク趣旨

趣旨

　万葉集は、今からおよそ1300年ほど前に生きた人々の歌ごえを収めています。そこからは日本の源郷といってもよいような、人の心とそのいとなみ、自然の風景とそのいとなみが聞こえてきます、見えてきます。万葉集が、現代を生きる私たちに送ってきてくれている、さまざまなメッセージを読み取ることができます。
たとえば、ゆっくりと流れる時間の大切さを、豊かな自然の恵みを全身に受けとめることのできる幸せを、喜怒哀楽いっぱいの人の世を生きることの楽しさを等々です。
紀伊万葉ネットワークでは、この素晴らしい万葉集を、地域の活性化に役立て、そして将来を担ってくれる若者に継承してもらうことを願い、さまざまな活動を展開しています。
和歌山県内には、100首ほどの万葉歌が残されています。そしてそれぞれの地域では、団体であるいは個人で、万葉歌を楽しみ、地域に活かす活動をしていらっしゃいます。
紀伊万葉ネットワークは、この個々の団体、個人の方々が、互いに手を結び、情報を交換し合い、時として一緒に活動することによって、より強い力を発揮することができるよう、そのための橋渡しをしたいと考えています。点から線へ、線から面へと広げることによって、和歌山県の万葉歌を、地域に活かし、次世代に継承し、そしてさらには全国へ力強く発信していけるのではないでしょうか。
現在進行中の、紀伊万葉ネットワークの活動内容をご紹介します。
①和歌山県内の万葉故地（万葉集に歌われた土地）をウォークします。毎年１回行っています。
②大和の都からの南海道ウォークを一日企画で行っています。
③「紀伊万葉ネットワーク」のホームページで、紀伊万葉ネットワークの催しのご案内をしています。さらに、関連諸団体のイベント情報を紹介しています。また紀伊万葉歌の紹介・解説をおこなっています。
④新企画「万葉玉手箱」が始まりました。この催しは、万葉集を堅苦しく考えるのではなく、自由に楽しく、自分の生活実感、人生実感で読んでみよう、ご参加の皆さまとも、気軽に奇想天外に語り合ってみようという、とびっきり身近で楽しい企画です。毎回、どんな方が、どんな歌を、どんなふうに語ってくださるか、開けてビックリ玉手箱です。
⑤和歌山県内の万葉歌を「紀伊万葉カルタ」にして、老若男女皆さまに万葉歌を楽しんでいただこうという企画です。ただ今は製作に向けて検討中です。

♪このような趣旨で、気軽に楽しく活動しています♪
♪皆さまもご一緒に万葉集を楽しんでみませんか？♪
♪ご入会をお待ちしています♪

紀伊万葉ネットワーク　会則

（名称）
第１条本会は、「紀伊万葉ネットワ－ク」と称する。

（事務局）
第２条本会の事務局は、和歌山市湊　木綿　良介宅に置く。

（趣旨目的）
第３条本会は、和歌山県下の万葉故地で活動するグループなどでの活動情報をもとに、万葉の文化と風土に親しみ、故郷起こしに生かす紀伊万葉事業を推進するとともに、全国各地の万葉情報への理解を深める。

（事業）
第４条本会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行なう。
1. 県下各地で万葉集に関連する活動をしている団体のネットワ－クとしての組織化と広報啓発活動。
2. 組織的活動の質的向上のため講座等の実施。
3. 紀伊万葉ウォ－ク等万葉に親しむ行事の実施。
４．全国各地の万葉活動グループとの交流。
５．その他、本会の趣旨目的に合致する事業の実施。

（会員）
第５条本会の会員は、本会の趣旨に賛同した個人・団体等で構成する。

（役員）
第６条本会に、次の役員を置く。
1. 会長　　　１人
2. 副会長　　若干名
3. 幹事　　　若干名
4. 事務局長　1人
5. 会計　　　１人
6. その他の役員
本会に役員として、監事・顧問を置くことができる。
２）役員は会長・事務局長が候補者を選任し拡大役員会で承認を受けるものとする。ただし、平成25年度役員は通常役員会および当事者の承認により決定する。
３）役員の任期は、２年とする。
４）役員の職務
・会長は本会を代表し、会務を統括する。
・副会長は会長を補佐し、会長事故あるときは会長の職務を代行する。
・幹事は、会務全般を担当する。
・事務局長は、本会の事務処理を担当する。
・会計は、本会の会計を担当する。
・監事は、本会の会務を監査する。
・顧問は、会務全般に指導・助言する。

（会議）
第７条　
会議は、通常役員会、拡大役員会とし会長が召集し議長となる。
２）拡大役員会は全役員の二分の一以上の出席で成立し、会の事業計画、予算作成、決算審議、役員選出等、会の重要事項の審議決定を行なうものとする。
３）通常役員会は、会長、副会長、事務局長および関連する幹事が出席し、行事の実行計画その他会務の執行、情報連絡を行なう。
４）会員は役員会の開催を要請すること、ならびに役員会での議題を提議することができる。

（部会）
第８条　必要に応じて、部会を設けることが出来る。

（会計）
第９条　本会の会計年度は、毎年４月１日に始まり翌年の３月３１日で終わる。
２）会計は、会費、補助金、寄付金その他をもって充てるものとする
３）会費は、個人会員年額１，０００円、団体会員年額５，０００円とする。

（その他）
第１０条　その他必要なことは、通常役員会で決定し拡大役員会で報告承認を受ける。

附則
１．この会則は、平成２６年１月２４日より実施する。

紀伊万葉ネットワーク　　組織と活動

団体名：紀伊万葉ネットワーク　

代表者名：村瀬　憲夫（むらせ　のりお）　　　＊近畿大学名誉教授

活動分野　：文化、歴史、観光、

設立　：平成１７年４月
所在地：　〒640-8404　和歌山市湊1-11-34（木綿方）
（担当者氏名）　木綿良介
連絡先　Tel. 073-455-1203 Fax. 073-455-1203
メール：hqg02133@nifty.com
URL:　http://kii-manyou.life.coocan.jp/

主な役員：　会長：村瀬憲夫　　　　副会長：佐々木政一
副会長：唐津麻貴子
事務局長：木綿良介　　会計：川嶋知子
所属団体：　　特になし　　　（強いて言えば　　県外：全国万葉協会）
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主な経歴・活動歴
平成26年11月15日～17日　　全国万葉フォーラムin和歌の浦
（和歌山DC推進事業、県・市他の後援を頂く）
平成27年11月21日～22日
第10回　紀伊万葉ウォーク　海南ロマン街道を行く
平成28年10月15日～16日
第11回　紀伊万葉ウォーク　万葉と歴史ロマンの紀伊ウォーク
（玉手箱事業）　
第2回　　平成27年10月25日　　和歌山城で万葉を楽しむ
第4回　　平成28年2月27日　　和歌の浦散策
第5回　　平成28年3月20日　　万葉かるたを楽しむ
第6回　　平成28年11月20日　　短歌を楽しみましょう　　　など
【共催事業】
紀の川流域文化遺産活用地域活性化協議会との共催にて文化庁事業（ウォーク、講演会など）を多く実施

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