莫囂円隣之大相七兄爪湯気 我が背子が い立たせりけむ 厳橿が本
巻1−9 額田王
莫囂円隣之大相七兄爪湯気 我が君がそばに立たれたという、あの神聖な厳橿の木の下
紀伊万葉に詠まれたうたには大和の都から紀伊国へ旅した万葉人の万感の思いが溢れています。近畿大学名誉教授の村瀬憲夫先生の解説を掲載しております。
また村瀬先生による、よりわかりやすく親しみやすい解説や朝日さんが描いた万葉を感じるイラストも随時更新予定です。
南海道の終着点に広がる水平線
「感動の加太の海へ」
行幸の終着点、田辺から白浜へ。
「紀の温泉に心癒されて」
荒磯の大自然に心奪われて
「遥か、み熊野の地へ」
莫囂円隣之大相七兄爪湯気 我が君がそばに立たれたという、あの神聖な厳橿の木の下